長期金利11年ぶり一時1%台

22日に長期金利が一時、11年ぶりに1%台となった。長期金利の上昇は人々の暮らしや企業活動に大きな影響を及ぼす。マイナス面として住宅ローンの固定金利が上昇することや企業の銀行借り入れや社債発行の金利が上昇することなどがあげられる。一方プラスの面では定期預金の金利の引き上げや個人向け国債の受取利息が増加、生命保険の利回り改善による保険料の引き下げなどがある。金利上昇によって金融資産の利益収入は増えるが、その恩恵を明確に受けられるかどうかは資産規模によるため、運用に回せる資金が少ない若年層や低所得層は、金利上昇の恩恵を受けにくい。

2024年5月23日 毎日新聞朝刊2ページ

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