内閣府は16日、2023年度物価変動の影響を除いた実質GDPの実額が558兆円、名目の実額が597兆円とどちらも18年度以来、5年ぶりに過去最高を記録したことを発表した。実質GDPの成長率は、前年度比で1.2%増加し、3年連続のプラス成長となった。実質の寄与度で見ると、外需は1.5%のプラス、内需は0.2%のマイナスで外需が内需の弱さをカバーする構図となった。実質と名目の成長率の乖離は広がっており、物価上昇が名目値を押し上げている。
2024,5,16 日本経済新聞 経済
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