入試で女性差別 東京医科大に賠償命令 

女性を入試で一律に不利に扱う不正があったとして2006-18年度に受験した女性ら28名が東京医科大に損害賠償を求めた集団訴訟で、東京地裁は計1826万円を賠償するよう大学に命じた。裁判長は「性別による差別を禁じた教育基本法と憲法の趣旨に反する」と述べ、慰謝料は受験1年度につき原則20万円が相当とし、本来なら合格していた可能性があった場合については100万~150万円を加えた。医学部の不正入試は18年、文部科学省と東京医大が舞台となった汚職事件をきっかけに複数の大学で発覚し、提訴が相次いだ。

22/09/10 朝日新聞 34ページ

 

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