広島「夫は外、妻は家庭」県調査で賛成増

広島県でも直近約20年間の県政世論調査を見ると、ジェンダー平等への意識は高まっている。しかし県が行うネット調査で「夫は外、妻は家庭」の考えについて、21年度は賛成が24・6%で、反対は55・8%であったのが、23年度は賛成27・6%、反対52・2%となり、2年連続で賛成が増えた。広島大の白川准教授は、この調査の「自分の行動が性別に影響された理由」という質問について、半数以上が「社会一般の意識が変わらないため」と答えたことから、「社会構造のあり方が個人の意識に追いついておらず、結果的に不平等感がただよっているのでは」と話す。

23/10/11 朝日新聞 23ページ

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