閣僚会議 交渉難航

2014.02.25          毎日新聞              6頁

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の閣僚会合は24日、全体会合を開き、関税や知的財産権など難航分野を集中討議した。TPP交渉が難航しているのは、日米の関税交渉が進まないことに加え、知的財産権に関するルールなど、交渉参加国間で妥協点を探れない問題がなお山積しているためだ。「米国に譲歩する姿勢が見えない」と、難航分野で強硬姿勢を崩さない米国への不満もくすぶっている。24日に進展があったという知的財産権も、新薬の保護強化を求める米国に対し、早期に後発薬を開発したいマレーシアなどとの対立は根深い。

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す