CAPCOMは11月16日、第三者からの不正アクセスにより最大35万件の個人情報が流出した可能性があると発表した。
漏洩した可能性があるのは、国内顧客の氏名や住所、採用応募者の氏名や顔写真、株主名簿情報、退職者やその家族の氏名、顔写真、売上情報、開発資料などが挙げられている。
「Ragnar Locker」という集団からのランサムウェア被害と見られ、CAPCOMによれば不正アクセスには2日時点で気づいていたが、調査に時間を要していたことで発表が遅れたようだ。
今後は、外部のセキュリティベンダーと組んで全容の解明と再発防止に取り組む方針だ。
(2020年 11月17日 読売新聞 火曜日 34頁)