英、AIでワクチン副作用判断

英国では新型コロナウイルスのワクチンを大規模に接種する計画として、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)がジェンパクトというソフトウエア会社に約2億円で人工知能ツールの開発を委託したという。接種が大規模なため、副作用の情報整理に強力なツールが必要になる。この人工知能ツールは「イエローカード・スキーム」と呼ぶ取り組みの一環で使用され、患者や医療従事者から副作用や有害と思われる反応を報告してもらう仕組みだ。報告された情報を分析し、国民を守るための助言を変更すべきか、どこで当局が介入すべきか判断することができるという。

(2020年11月8日 日本経済新聞朝刊)

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