日本発の作物病害予測AI展開

自動車部品で世界大手の独ボッシュがAIを活用した日本発の農作物の病害予測サービスを世界で展開。自動車部品で使用したセンサー技術などを活用し、自動車以外の市場開拓を急ぐ。日本法人により開発されたボッシュの農業サービス「プランテクト」はセンサーを搭載した専用装置をビニールハウスなどに設置されるという。施設内の温度や二酸化炭素などの量をもとに、トマトやキュウリなど特定の農作物の病害発生リスクを算出し、適切なタイミングで予防薬を散布するなどの措置が可能になるという。今後、ハウス栽培の面積が日本の約90倍ともいわれる中国や、小麦や大麦などの栽培が盛んなオーストラリアに進出して世界展開を本格化する。(日本経済新聞 10月14日朝刊15頁)

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