ホンダ 来季でF1撤退、EVに注力へ

ホンダは2日、モータースポーツの最高峰であるF1から来シーズンを最後に撤退することを発表した。ホンダは1964年にF1へ初参戦して以降、F1を「走る実験室」と位置づけ、撤退と再参戦を繰り返してきた。19年のレースではホンダ勢として13年ぶりに優勝するなど、復活を印象づけたが、燃料電池自動車(FCV)やEVなどの研究開発へ注力するとし、F1撤退を決めた。現在、世界的な環境規制の強化で既存のガソリン車には逆風が吹いている。ホンダはEV対応については海外大手に遅れをとっており、F1撤退で生まれた余力を活用できるかが課題だ。
(2020/10/3 日本経済新聞 2頁)
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