海水温の異常米西海岸沖でも発生

2014年4月29日 日本経済新聞 朝刊 15ページ

海洋研究開発機構の山形俊男上席研究員らは、太平洋の広い海域の水温が変動するエルニーニョやラニーニャに似た小規模な現象が、カルフォルニア沖でも起こることを発見した。
 過去30年の観測データを解析を解析して突き止めたこの現象を、平均水温よりもセ氏0,5℃以上高くなることを「カルフォルニア・ニーニョ」、逆に0,5℃以上低くなることを「カルフォルニア・ニーニャ」と名付けた。
 この現象は、米国で干ばつなどの異常気象を引き起こすとみられ、農業や生態系に影響を与えている可能性があるという。

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