月別アーカイブ: 2017年7月

サンプリングバイアス (要約)

遅い決定論が意味するのは起こらなかった事柄に対してわれわれがしかるべき注意を払わないことだ。だが実は、われわれは同時に、起こった事柄の大部分にも十分な注意を払わない。起こらなかった事柄より起こった事柄を重視する傾向は、データの一部のみにあてはまる説明をくみたてようとする傾向に拍車をかける。

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日本ハム、新球場のイメージ図公開

プロ野球北海道日本ハムの新球場を核とする「ボールパーク構想」について、球団と親会社の日本ハムは29日、球団事務所で新球場のイメージ図を公表した。開閉式の屋根を備えた天然芝の球場を中心として、周辺に宿泊施設や商業施設、キャンプ場などが描かれており、野球以外のスポーツやコンサートにも利用される「アジアナンバーワンのボールパーク」を目指すという。ただ、イメージ図は「実現したイメージを絵に落とした」ものであり、具体性はなく、実際の球場の仕様や周辺施設、建設場所などは、「検討中」と述べるにとどまった。 2017/06/30 北海道新聞  

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女王ヒアリ(火蟻)国内で見つかる

大阪市の南港で、強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」が見つかった。国内での発見は4例目で、初めて女王アリが見つかった。発見が相次ぎ、ほかに女王アリがいる可能性もあることから、日本にヒアリが定着するリスクが高まっていると指摘される。南米産のヒアリはすでに米国や中国、豪州などで定着。ニュージーランドでは侵入後に根絶に成功したが、巣の発見から根絶の確認までに2年がかかった。国内に入り込んだ他の外来種と交雑し、より凶暴な「雑種」を作る可能性もあるという。 2017/07/05 朝日新聞

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[要約] 歴史は一度しか起こらない

多数の人々が時間をかけて影響を与えあうような事柄についてフレーム問題とミクローマクロ問題が教えているのは、いかなる状況も重要な違いがあるということだ。したがって、現実にはおなじ実験は二回以上行うことは決してできない。それなのに我々は歴史から教訓を学べると確かに思っているし、実際よりも多くを学んだかのように思い込みがちだ。そして我々は実際の起こった事柄を必然としてとらえる傾向にあり、この傾向は事実を歪める力が強い。このことを心理学者は「遅い決定論」と呼ぶ。

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資生堂 メーク仮想お試し

資生堂はメークの仕上がりを、現実のイメージに仮想世界(AR)で確認できるアプリの配信を始める。場所を問わずメークを試せる仕組みを整え、ネット通販の成長を加速させる。6月下旬~7月上旬をメドにアプリを刷新して配信する予定だ。利用者が好きな化粧品を選ぶと、スマートフォンのカメラが人工知能で顔のパーツ位置を読み取ったうえで、ARでメークしたように表示する。購入したい商品があれば資生堂の通販サイト「ワタシプラス」につながり、商品の取扱店舗を検索できるようにして購入率を高める狙いだ。 日本経済新聞 2017/06/27 企業1

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イオン ウェブサイト限定特売

イオンはウェブサイト限定の大型特売を始める。まず16日から10日間、グループの7サイトが共同で家電や衣料品、日用品3000~5000品目を最大5割引きで販売する。話題の家電製品など日替わりで扱うといった手法でイベント性を演出し、電子商取引(EC)で先行するアマゾンジャパンや楽天に対抗する。イオンは大型スーパーだけで全国に400店超あり、これまでは店舗とウェブ連動のセールは商品調達などの都合で機動的に実施しにくかった。 日本経済新聞 2017/06/16 企業2

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米金融、積極的な利益配分へ

米金融企業が株主配分の強化に動いている。米連邦準備理事会(FRB)は28日、大手銀行の持ち株会社を対象に財務の健全性や資本計画の是非に関する審査結果を公表、全34社の資本計画が承認された。全34社平均の株主配分額が利益予想の100%近くに達し、去年の65%から高まったことが今回の特徴だ。利益のほとんどを配当や自社買いに充てる形となっている。これを受け大手金融企業も相次いで増資を発表。FRBが積極的な資本計画を承認したのは、金融健全化の証しといえる。 日本経済新聞2017/06/30朝刊7ページ

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ガソリン安値の夏

原油安でガソリン価格が値下がりしている。都内激戦区ではGW直前期より3-5円低い1リットル118-124円で推移。アジアで原油価格の指標となる中東産ドバイ原油が5月に比べ13%安いことが主な要因である。7-8月は遠出や帰省でガソリン需要が大きく伸びる。「今の価格水準なら電車や飛行機と比べても価格競争力がある」と関連業者は期待しており今後の価格展開に注目だ。 日本経済新聞2017/06/30夕刊3ページ

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