作成者別アーカイブ: 中村 彩

甘いミネラル水 売上好調

見た目は透き通った「水」だが、飲むとフルーツの風味や甘さのついた清涼飲料水の開発に飲料メーカーは力を入れている。日本コカ・コーラが2010年に発売した「い・ろ・は・す みかん」が草分けとされ、昨年のサントリーが売り出した「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」が市場を広げた。飲料水の内訳をみると、スポーツ飲料市場は減少傾向にあるが、甘さのついた水を含む「ミネラル水」の市場はここ5年で伸びている。 2016年 6月21日 朝日新聞 経済面

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若者の心つかめ 各党手探り

今回の参院選では、各党とも「18歳選挙権」を意識している。公約には「大学授業料半額」など、若者向け施策が並ぶが、必ずしも若者の「空気」をつかみ切れていない。立候補予定者の脇でゆるキャラの着ぐるみを着て親しみを演出したり、SNSを利用し知名度アップを狙う。しかし、中には若者票をあてにせず、人口が多く、投票率が高い中高年にターゲットを絞る陣営もいる。 2016年 6月21日 読売新聞 社会面

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ビール増産 減税観測に対応

大手ビール各社は、今夏のビール生産量を増やす。税制改正により、早ければ来年度にもビールの税率が引き下げになるとの観測が広がっている。そのためキリンビール、サントリービール、サッポロビールの各社は発泡酒や第三のビールに振り向けていた経営資源をビールにシフトし、ブランド強化を図る狙いだ。また今夏、日本は猛暑になる可能性があるためビール需要が伸びる見通しもある。 産経新聞 2016年 6月16日 経済面

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「最高の仲間」と野球を楽しむ

15日に日米通算安打で大リーグ記録を抜いたマーリンズのイチローは、今、野球を楽しんでいる。新記録を出し、ベンチに戻ると選手らが笑顔で歩み寄り、記録達成を喜んだ。イチローは今季も控えの外野手だ。出番がなく、試合を終えることも珍しくないが、勝っても負けてもベテランを敬うように誰もが声をかけてくる。かつて「孤高の天才打者」と呼ばれた男は「最高の仲間」という年下のチームメートと大リーグ16年目のシーズンを堪能している。 朝日新聞2016年 6月17日 社会面

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問題集 無償提供

中高生向けの教科書を発行する「大修館書店」が今年3~4月、同社の英語教科書を採用した5都県の高校計14校に、自社の問題集を数十冊~200冊無償提供していたことがわかった。大修館書店は教科書を選ぶ高校側に直接、物品を提供していた。配布した営業社員3人は内部調査に「認識が甘かった」と話している。「営業社員の判断で行ったことで、組織的な行動ではない」と同社は説明する。 2016年 6月10日 読売新聞 14版

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ワクチン受けても 免疫低下

乳幼児期にワクチンを受けても年の経過とともに免疫が低下し、集団感染につながるケースもある。新潟県内の中学3年生の男の子と小学5年生の妹は約1か月前からせきが続き、血液検査の結果、二人とも百日ぜきに感染していることがわかった。百日ぜきは生後3か月以降の乳幼児の定期接種対象となっている。一方、ワクチンの免疫効果は4~12年程度との報告があり、集団感染が各地で数年おきに報告されている。実際、新潟県の男の子と同じ中学校では11人百日ぜきと判明した。 2016年 6月7日 読売新聞 くらし面

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顧客の遺伝情報 ビジネス

消費者向けの遺伝子検査ビジネスが注目を集めている。「顧客の遺伝情報を活用することで、新薬の開発や病気予防に革命的変化を起こすことができる。その主役は消費者だ。」とこのビジネスの草分けのアンさんは言う。健康作りに役立つと期待を集める一方、個人情報の保護や遺伝子差別の防止など課題は多く、政府の検討会は法規制の必要性について今夏中に結論を出す方針だ。遺伝情報をデータ化しても研究機関は自分の成果を優先して、共有しないとの声もある。 2016年6月2日 毎日新聞 科学面

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入試 コンピューターで

佐賀大が2018年度入試からコンピューターで出題と解答を行うテスト「CBT」の導入を目指している。ペーパーテストより出題の幅が広がる、端末で科学実験の体験をし学生の考える力を見極めたい、とCBT開発の担当者は言う。またセンター試験に代わる新テストでも24年度から実施が見込まれているが、50万人以上の受験者に配布する端末の予算確保は乗り越えねばならない。コンピューターの活用が進めば、入試は大きく変わりそうだが、その将来像はまだ見通せない。 2016年 6月4日 読売新聞 くらし 教育面

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保護猫カフェ 殺処分減らす

猫ブームが広がる一方、殺処分される猫も依然として多いのが現状だ。そんな中、保護した猫の居場所、新たな飼い主との出会いの場となる保護猫カフェ「DearCat」が生駒市にオープンした。代表の澤江さんは「殺処分される猫を一匹でも減らすため、飼い主のいない猫を増やさない努力をしないといけない」と語る。店の猫は避妊・去勢手術を実施している。「管理できなくなる前に手術をしてほしい」とも語った。 2016.04.06 毎日新聞 地方版/奈良

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大学生 1割 精神障害者

「大学生の1割が精神障害者、大学によっては14、5%。そして、その3分の1は直ちに精神科の加療が必要」と各大学の保健センターや相談室カウンセラーが、報告した。入学直後の環境変化による一時的精神落ち込みの「5月病」や、無気力、無感動の「五無主義」などとはまた異なる、はっきりとした病的な状態の深まりだと、これらのカウンセラーは警告。その症状は、「うつ状態」「不眠」「神経症」などであり、治療を要する者の3分の1は「うつ状態」だといわれる。 1985年05月04日 朝日新聞 朝刊 解説

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