AIによる天気予報の予測精度向上

人工知能(AI)を気象状況の正確な把握や予測に生かす試みが本格化してきた。気象観測では衛星画像や気温、風など様々な情報が刻一刻集められ「気象ビッグデータ」が蓄積されている。研究者は豪雨や突風に早めに備えて災害を防ぐのに役立てたいと考えている。今年の夏から秋をめどにまず日本付近で実用化をめざし、順調なら東南アジア一帯に範囲を広げる。「AIの性能が向上して気象予報士の仕事が奪われないか」との懸念もあるが、今のところ「AIが予想した理由や他の可能性などを解説する役割は残る」との見方が多い。(2019年5月26日 日本経済新聞30頁)

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