アマゾン有料会員、米国実店舗で割引導入

日本経済新聞 夕刊 3面 2018/5/17
アマゾン・ドット・コム傘下の米高級スーパー、ホールフーズ・マーケットは16日、アマゾンの有料会員向けの割引を始めると発表した。店頭のセール商品をさらに1割値引きするほか、週替わりで人気商品を会員にだけ割引する。会費を2割値上げした代わりに特典を増やし、会員の獲得やつなぎ留めにつなげる考えだ。
会費値上げの代わりに特典を増やし顧客をつなぎ留める目的だ。
有料会員向けの割引はただちに米南部フロリダ州の店舗で始め、夏には全米約400の店舗に広げる。ホールフーズのアプリにアマゾンの有料会員だと登録した上で、店頭で機械にかざせば、割引を受けられる。店頭には常時数百のセール商品が並んでいるという。アマゾンは4月に有料の「プライム会員」の年会費を2割引き上げ、119ドルにすると発表したばかり。有料会員は全世界で1億人を超えており、うち8割程度が米国内にいるとされる。Amazon effect がぜん世界に広がるのは時間の問題だ。日本でも、実店舗と連携が始まるだろう

IMG_20180523_140027

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す