訪日外国人どう増やす 観光に“お国柄”鮮明

2015/08/27 日本経済新聞

観光庁「訪日外国人消費動向調査」によると2015年4~6月期の訪日外国人の旅行消費額は前年同期比82・5%増の8887億円で、過去最高だった。主因は中国人客の増加だ。中国は3581億円で、全体の4割超を占める。15年4~6月期の一人当たり旅行支出の上位3か国は中国(28・5万円)、オーストラリア(24・5万円)、スペイン(22・8万円)。消費には“お国柄”がある。アジア勢には買い物の利便性の向上。一方、観光志向が強い欧米豪には、案内の多言語化や街並み整備などで観光名所の魅力を増し、リピーターとなってもらうことが望まれる。

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