ベイスターズ、横浜本拠地継続も官民の対策急務

2010.10.28 日本経済新聞

東京放送ホールディングス(TBSHD)が横浜ベイスターズを継続保有し、来季も横浜を本拠地とすることが決まった。横浜の自治体や経済界からは安堵の声が相次いだが、球団の赤字体質が続く限り売却問題はくすぶり続ける。球団はTBSグループから年間20億円の支援を受けているが、昨年度は5億円の最終赤字。また、球団は球場運営会社の横浜スタジアムに入場料収入の25%を支払い、また球場内広告や物販の主導権は運営会社にある体制が球団の経営を圧迫しているとの指摘がある。球団を今後も地域に残すには、官民あげての対策が急務だ。

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