2014/11/11 日本経済新聞 朝刊 1ページ
安倍晋三首相は10日、北京市内の人民大会堂で中国の習近平国家主席と約25分間会談し、日中両国の戦略的互恵関係を発展させることで合意した。日中関係は12年9月に野田政権が尖閣諸島を国有化したことなどから対立が激化。13年12月には安倍首相が靖国神社に参拝して中国が強く反発、首脳会談を開けない状況が続いていた。会談はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて実現した。首脳対話の再開により、日中関係改善に向けた動きが広がりそうだ。
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