水素関連ビジネスに関する工程表が策定

2014/06/20 日本経済新聞 朝刊 5ページ

 19日、経済産業省の有識者会議は燃料電池車などの水素関連ビジネスに関する工程表を策定した。また、日本は欧米に燃料自動車や発電所などの技術面で先行しており、燃料電池車の販売が本格化する2015年を「水素元年」として関連産業の海外進出も視野に入れる。
 燃料電池車は今年末、トヨタから700万円前後で販売される予定で、政府の補助金を差し引いて500万円前後になる。高級車並の価格設定のため、まずは法人利用での需要を見込んでいる。また、2030年以降を目処に稼働を目指す大型発電所関連の技術では、川崎重工業や千代田化工建設などのプラント大手の技術に期待がかかる。
 

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