都立高 男女別の定員撤廃へ

都教育委員会は都立高校入試の男女別定員について、現在の中学3年生が受験する2024年春の入試から全面廃止する方針を固めた。都道府県立の共学高校で男女別定員が残るのは全国で東京のみで、同じ高校の入試でも男女で合格ラインが異なり、ジェンダー平等に反すると指摘されてきた。都教委は21年に男女合同定員へ段階的に移行する方針を決定し、緩和措置として性別によらず成績順で合否を決める「男女合同枠」を22年入試で定員の1割、23年は2割設けていた。一方、21年に公表した都教委の試算によると、男女別定員がなくなれば、都立高の男子の合格者は約600人減ると見込まれる。

23/09/10 朝日新聞 30ページ

 

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