卒論アウトライン

1.主張
ブロックチェーンはクラウドやAI、IoTと並んでこれからのデジタルに必要な重要技術である。ブロックチェーンは分散型台帳技術の一種であり、ビットコインを構成する技術として注目を集めたが、現在は金融以外の分野にも徐々に裾野を広げている。その最大の特徴は、これまでの管理者を必要とした中央集権型のデータ管理を複数の台帳が構成する分散型に移行することで、データ改竄リスクを著しく下げることである。この改ざんリスクの低い取引を、スマートコントラクトという決められたプロトコルによって実行される技術を用いて行うことで、管理主体のいない自立分散型組織(DAO)を実現することができる。このDAOは管理主体がおらずフラットであるため、管理者を通さない直接的なビジネスが成立する上、改ざんリスクの低い公正公平な評価が下される。このような組織が普及した社会ではいわば全員がフリーランスに近い働き方・生き方となるが、その場合、超競走社会となるため、中央集権型との併用によるバランス取りが重要である。
2.調査の方向性
中央集権型と自立分散型の組織のそれぞれの特徴を調査
ブロックチェーンがDAOを実現している組織的な運用事例を調べ、それをスケールした際の活用を考察
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