脱プラ先進国(EU) 事例

◎EUの目標・規制
・(2018/1)プラスチック戦略→2030年までに使い捨てプラスチック包装を無くし、全てを再利用または素材としてリサイクル。
・(2018/5)戦略の具体策→代替製品を安価に入手できる場合はプラスチック製品の市場での流通を禁じる(プラ製のストロー・綿棒・フォーク・ナイフ・スプーン・皿など)。2025年までにプラ製飲料ボトルの9割の回収を義務付ける。

◎ドイツの事例
・パッケージフリーショップ(個別包装ゼロの店):ドイツ国内で70店舗ほど展開。ナッツや米などの穀類、コーヒー豆やパスタなどを客がセルフサービスで自由に量り、買うことができるというシステム。客は空き瓶やタッパーを持参。食料品だけでなく、石鹸や固形シャンプー、竹を素材に用いた歯ブラシ、そして再生紙で作られたトイレットペーパーもビニール袋に入れずにむき出しの状態で並んでいる。

◎イギリスの事例
・ワンレス・キャンペーン:ロンドン市長とロンドン動物学会が共同で、ペットボトル削減に向けて公共の場に誰でも使える給水器を広めていく活動。ロンドン市内で20機の設置を目指す。給水器は蛇口式のものではなく、マイボトルに給水できるスタイリッシュなデザイン。
・リフィル・プロジェクト:イギリス西部のブリストルで、市民団体City to Seaが開始した街中にたくさんのリフィル(給水)スポットを増やそうという活動。「Refill」の趣旨に賛同する事業者が、水道を一般に無料で開放し、給水スポットとして登録。利用者は、専用のスマホアプリで現在地近くの給水スポットを検索し、持参した水筒などに水道水を補充できる仕組みである。市内の登録店舗は300を越える。

http://www.newsdigest.de/newsde/features/9872-verpackungsgesetz/

http://sui-do.jp/news/2903

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