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作成者別アーカイブ: 中村 彩
カラオケ出店 2割増
カラオケ大手の第一興商は「ビッグエコー」などのブランド名で展開するカラオケ店の出店を拡大する。全国で現在469店を展開する直営店を2020年までに2割増の550店に増やす計画。カラオケボックスの市場は横ばい圏が続くが、中小企業だけでなく大手の店舗も淘汰が進むとみて積極出店でシェア拡大を目指す。カラオケ店の市場規模は15年度に3994億円と前年度比0.4%増にとどまった。好立地への出店などで顧客獲得を狙う。 日本経済新聞 2016年 11月26日 企業・消費
スマホ版マリオ 遊びたい5人に1人
ゲーム情報誌「ファミ通」は9日、任天堂が15日から米アップルのスマートフォンiphoneなど向けに配信するゲーム「スーパーマリオラン」について、スマホユーザーの21.1%がプレーしたいと回答したとする調査を発表した。マリオランは一部無料でプレーできるが、1200円の課金でゲームの全ての要素が遊べる。プレー希望者の43.6%は課金してもゲームで遊びたいと答えており、ヒットに向けて期待が高まりそうだ。 日本経済新聞 2016年 12月10日 企業・消費
ファミマ 新ブランド
ファミリーマートは28日、カップ飲料と焼き菓子の新ブランドを展開すると発表した。店頭に専用の棚を設け、主に20~40代の女性を狙う。販売エリアを順次広げ、前年同期に比べ焼き菓子で2倍、カップ飲料で10倍の売上をめざす。焼き菓子の新ブランド「ジュエリースイーツ」は価格が198~248円で「見た目にこだわった」という。カップ飲料は「カフェ気分」がテーマ。店頭や持ち帰って自分でお湯を入れて飲む。価格は108~128円で10種類をそろえる。 日本経済新聞 11月 29日 企業・消費
スーパー、シニア活用
サミットはパート社員の雇用年齢上限を60歳から65歳に延長する。スーパーをはじめ小売業界は人手不足が慢性化している。スーパーはパートで働く女性が売り場を支えているが、所得税の配偶者控除の問題に加え、社会保険の適用拡大で「労働時間を延ばすことをためらう主婦も多い」(食品スーパー大手)という。またシニア活用は働き手側の要望も根強い。流通や外食などの労働組合が加盟するUAゼンセンでは「65歳への定年延長」や「定年廃止」などの制度改定を要求する方針を掲げている。 日本経済新聞 2016年 11月 29日 企業・消費
ミスド 35種類値下げ
ダスキンは7日、ドーナツ店「ミスタードーナツ」で販売する全43種類のうち35種類を8日から全店で10~30円(税抜き)値下げすると発表した。人気商品のポン・デ・リングが税込み140円から108円となるなど2割程度安くする。値下げは8年ぶりであり、それに伴い毎月1回1週間ほど実施している「100円セール」はやめる。今後2年で全体の25%程度まで油分を抑えた商品を増やし、値ごろ感と健康イメージで主要客の女性の購入を促す。 日本経済新聞 2016年 11月8日 企業・消費 13版
ネット通販 ポイント上乗せ競う
ネット通販各社が優良顧客の囲い込みのため、ポイント施策を強化している。ヤフーは16日、約1ヵ月の期間限定で有料会員はポイントが10倍になるキャンペーンを始める。楽天もポイントが7倍になる施策を続ける。通販の品ぞろえやサービスの質では差がつきにくくなっており、ポイントのような販促策を使った顧客獲得競争が激しくなっている。まずは自社の何らかのサービスを使う顧客に狙いを絞り提供することで、効率的な増収策にする。 日本経済新聞 2016年11月15日 企業・消費 13版
介護ロボット 抵抗感少ない
東京都は現役世代を対象に「高齢者施策に関する都民意識調査」を初めて実施した。自分自身や家族に介護が必要となった場合、ベッドから起きたり車いすに移ったりするのを助ける「移乗介助用ロボット」を利用したいと回答した人は69%に上った。また介護の現場では人手不足が深刻で、介護ロボットの導入により介護従事者の負担軽減が期待されている。現代世代にとって介護ロボットへの抵抗感は少ないことが明らかになった。 日本経済新聞 2016年11月1日 東京・首都圏経済
ゆうちょ銀行 ATM無料化
ファミリーマートとゆうちょ銀行は2018年1月から、ゆうちょ銀の顧客がファミマのコンビニエンスストアにあるATMを利用する際の手数料を原則無料にする。ファミマとゆうちょ銀は全国に約1万8千あるコンビニの店舗網を生かし、顧客の利便性を高める。預金残高が国内最大のゆうちょ銀の顧客には高齢者や地方在住者も多い。ゆうちょ銀の顧客がATMを利用しやすくすることで、ファミマは集客につなげる。 日本経済新聞 2016年10月28日 企業
石油業界 苦境
石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油が13日、出光の創業家による反対を理由に合併計画の延期を発表した。反対の理由として「出光の創業精神を守る」ことを挙げている。これに対し出光の社長は「人間尊重」などの創業精神を守りつつも、石油の国内需要が減少する厳しい経営環境に対応するには、合併が不可欠との考えを示した。国内で急速に進む需要減は経営面の打撃になっている。合併による規模の拡大で、海外展開の加速や新規事業への投資を一刻も早く実現するのが両社の狙いだ。 読売新聞 2016年10月14日 経済