作成者別アーカイブ: 堀 峻太朗

マグロお待たせ22日復活

2015/06/13 朝日新聞 39ページ 東京都は12日、謎の大量死が起きた葛西臨海水族園の大型水槽にクロマグロ約80匹を投入し、22日からマグロの群泳展示を再開すると発表した。大量死の原因は不明のままだが、展示の目玉のマグロが1匹まで減った水族園に、約5カ月ぶりに「名物」が復活する。 同園では3月末からアカシュモクザメやタカサゴ、ハガツオ、スマを順次投入し、マグロを投入できる環境か探ってきた。5月22日に計29匹を入れたスマが6月8日までに系15匹死んだが、水槽への衝突死とみられ、水質や飼育環境に問題はないと判断したという。

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被爆70年 米で問う

2015/06/15 朝日新聞 夕刊 1ページ 広島、長崎両市などによる「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」が13日(日本時間14日)、米ワシントンのアメリカン大学で始まった。展示は、広島、長崎両市が被爆70年を機に改めて米国民に被爆の実相を伝えようと企画したところ、同大学教授から協力の申し出があり、実現した。米国での被爆展示が退役軍人らの反発で中止に追い込まれた「スミソニアン論争」から20年ぶりの展示だ。両市が再び核大国の首都で核兵器の非人道性を訴える。

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塾のブラックバイト 国「改善を」

2015/06/7 朝日新聞 1ページ 大学生らを酷使する「ブラックバイト」の問題で、厚生労働省が学習塾業界に、適正に賃金を支払うよう異例の要請をしていたことがわかった。講師らが授業時間の前後に働かされているのに賃金が払われていない事例があり、厚労省が調べていた。 全国学習塾紹介は、約470の塾運営会社などに内容を伝えて法令順守を徹底させるようにした。ただ、団体に加盟していない小規模の塾も多いため、改善要請が十分に伝わらない可能性もある。

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「国立大、文系見直しを」

2015/06/9 朝日新聞 3ページ 文部科学省は8日、全86の国立大学に、既存の学部などを見直すよう通知した。主に文学部や社会学部など人文社会系の学部と大学院について、社会に必要とされる人材を育てられていなければ、廃止や分野の転換の検討を求めた。通知は「特に教員養成系や人文社会科学系学部・大学院は、組織の廃止や社会的要請の高い分野に転換する」ことを求めた。 文科省によると、自然科学系は国益に直接つながる技術革新や産業振興に寄与しているが、人文社会系は成果が見えにくいという。成果が出にくい分野も将来の成果を示せれば評価をするという。

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過疎・高齢化 仏像守れない

2015/06/03 朝日新聞 3ページ 文化庁によると、仏像などの盗難が各地で相次ぐことを受けて実施した初の調査で、2007年~09年度に全国で少なくとも105件の被害があった。ほとんどが文化財に未指定のもの。人の目が及びにくい過疎地に多い。「盗まれたのは、文化を維持する地域の力がやせ細った結果でもある」。和歌山県立博物館の大河内智之学芸員は指摘する。 住民の過疎・高齢化や檀家の減少などで維持困難になったり、盗難への心配から博物館に寄託・寄贈された仏像は、95年以降の20年間で164点にのぼる。収蔵庫はすでに満杯だ。 京都大大学院の根立研介教授(日本彫刻史)は「緊急避難的に預かる施設を行政が造ることも解決策。定年退職者らボランティアに寺やお堂を見守ってもらうなど、仏像を地域で守る仕組みを築くことも大切だ」と指摘する。

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就活クールビズ 温度差

2015/06/02 朝日新聞 9ページ 就職活動のピークが春から夏になり、就活生は暑さと戦っている。 経団連は2016年卒の学生の選考で、例年より4か月遅い8月から始めるよう加盟企業に求めている。学業に影響が出ないようにと政府が要請したためだが、真夏の就活は体力的にきつい。そこで政府は、学生の軽装を認めることを経団連などに求めているが、十分には浸透していない。昨年末、企業採用担当者200人にアンケートしたところ、「適度なクールビズなら問題なし」が49%、「積極的に取り入れてほしい」が23%にのぼった。ただ「少し抵抗がある」が20.5%、「非常に抵抗がある」も7.5%あった。

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外食各社、野菜メニューに活路

2015/05/26 朝日新聞 9ページ ファストフードやファミレスが、野菜に活路を見出そうとしている。消費が伸びない中、イメージを変えて売り上げアップを狙う店、得意の野菜にさらに磨きをかける店と、事情はさまざまだ。 日本マクドナルドは25日、「ベジタブルチキンバーガー」を売り出した。サラ・カサノバ社長は「家族連れや女性のリクエストに応えた」と話す。 牛丼チェーンの吉野家も21日、11種類のゆで野菜を使った「ベジ丼」を売り出した。中高年や女性にも優しい商品で客層を広げ、牛丼値上げで落ちた客足の回復をめざす。

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摩周湖底 ザリガニの足跡?

2015/05/26 朝日新聞 1ページ 最深部にはバクテリアなどの微生物以外は生息しないと考えられてきた摩周湖の湖底(211㍍)に生き物が歩いたとみられる跡が大量にあることが、国立環境研究所を中心とするチームによる昨年8月の調査で分かった。ザリガニの可能性もあり、研究チームは26日から捕獲作戦に乗り出す。 摩周湖の湖底は栄養分が極端に少ない。大型の生き物は、もともといたエゾサンショウウオのほか、放流されたウチダザリガニ(特定外来生物)、ニジマス、ヒメマス、移入経路不明なエゾウグイ以外はいないとされる。いずれも最深部での捕獲例はない。これまでに生き物が見つかった最も深い場所は176㍍で、1974年にユスリカの幼虫が確認されただけだ。

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大卒就職率 今春96.7%

2015/05/19 朝日新聞 夕刊 1ページ 文部科学省と厚生労働省は19日、今春卒業した就職希望の大学生のうち就職した人の割合を示す就職率は96.7%で、4年連続で改善したと発表した。リーマン・ショックの影響が表れる前の2008年3月卒(96.9%)とほぼ同水準まで回復した。 調査は大学や専門学校などの6250人を抽出して実施した。大学生のうち就職を希望したのは過去最高の72.7%だった。大卒者数から推計すると就職希望は41万700人で、そのうち39万7100人が就職した計算になる。担当者は、景気拡大の動きが全国に波及していると分析する。

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原子力艦 事故が起きたら

2015/05/18 朝日新聞 夕刊 11ページ 米海軍横須賀基地を母港としてきた原子力空母ジョージ・ワシントンが18日、6年8カ月に及ぶ任務を終えて離日した。秋までに同型の空母ロナルド・レーガンが配備される予定だ。 空母は原子炉を2基搭載し、熱出力は合計120万㌔ワットとみられる。福島第一原発1号機の138万㌔ワットに近い規模だ。福島の原発事故を受けて原子力規制委員会は13年2月、原発事故が起きた時の対応基準を大幅に厳しくした。一方で原子力艦船の事故対策は04年に作成されたものから強化されていない。

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