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IPS細胞のみで新たな命が可能に

10月5日 金曜日 日本経済新聞 朝刊  京都大学の斉藤通紀教授や林克彦准教授らの研究チームは、メスのマウスから作ったIPS細胞から卵子を作り、通常の精子と体外受精させ新たなマウスを誕生させることに成功したと発表した。10月5日の米科学誌サイエンス電子版に掲載される予定だ。昨年には、IPS細胞から精子を作る同様の実験にも成功しており、この成果と組み合わせれば、理論上では、IPS細胞のみから新たな命を生み出すことが可能になる。

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微生物を使った廃水処理の効率、大幅向上へ

10月16日 火曜日 日本経済新聞 13面  東京大学と東京薬科大学、パナソニック、積水化学工業の研究チームは、生命活動に必要なエネルギーを取り込む際に電子を放出する微生物を使い、従来より最大で約8割電力を削減できる新たな廃水処理システムの開発を始めた。2014年度には、食品工場など、有機物を多く含む廃水を生み出す工場で2年間の実証試験を実施し、7~8年後の実用化を目指す。将来的には、エネルギー供給を受けない、自立した廃水処理システムを実現できる可能性も見えてきた。

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枝野経済産業相、原発新設を容認

9月16日 日曜日 日本経済新聞 朝刊 4面  2012年9月15日、枝野幸男経済産業相は、Jパワーの大間原子力発電所と、中国電力の島根原発3号機の建設継続を容認する考えを表明した。東日本大震災後に着工済み国内原発の建設再開を容認する考えは、閣僚としては初めてだ。ただ、このまま新設から稼働に至れば、政府が定めた、原発ゼロ方針と大きく矛盾することになるため、経産相は、稼働の是非を、原子力規制委員会に委ねる意向である。

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王子製紙、バイオマス発電に未利用木材を使用へ

9月18日 火曜日 日本経済新聞 朝刊 7面  王子製紙は、2014年度末までに、未利用の木材などを燃料にするバイオマス発電を開始することを決定した。発電された電気は、国の再生可能エネルギー全量買い取り制度を使い、電力会社などへ売電をする予定だ。王子製紙は現在までに15の工場でバイオマス発電を手掛けているが、未利用の木材を使う方式は初めて。現在の買い取り制度のもとでは、そのほうが投資効率が高いと判断した。

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寝る子は脳も育つ

9月18日 火曜日 日本経済新聞 朝刊 30面  2012年9月17日までに東北大、滝靖之教授らのチームが、睡眠時間の長い子供ほど、海馬の体積が大きくなることを突き止めた。研究チームによると、睡眠が10時間以上の子供は、6時間の子供より、海馬の体積が1割程度大きくなるという。この研究により、子供のころの生活習慣の改善が、将来のうつ病やアルツハイマー病の予防になる可能性がでてきた。  

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合宿 アメニティ一覧

最寄のバス停は緑の休暇村

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生物多様性の価値とは

 近年、生物多様性を守ることの重要性がよく叫ばれている。そこで、なぜ、私たちは生物多様性を守らなければならないのか。つまり、生物多様性の価値とは、何なのかについてを下に書きたいと思う。まず、一番に挙げられることは、経済的な価値である。たとえば、食品や、医薬品ならびに、気温・気候の安定などは、生物の多様性に多大に依存しており、それらを失うことは私たちにとって大きなマイナスである。次にあげられることは、文化的な価値である。祭りや芸術など、私たちは、自然から様々なものを感受し、文化を多様化させている。これらは、目には見えづらいが、経済ならびに倫理的な面での大きな価値といえるだろう。                                            上記のように、生物多様性がもたらす価値は莫大であり、それを守ることがとても重要である。これは、逆を言えば、生物多様性の危機は、人類生存の危機とも考えなければいけないだろう。

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IPS細胞実用化への課題と対策

 IPS細胞の利用により、様々な病気の解明・治療につながることは間違いない。よって、IPS細胞が医療で使われるまでにある課題と、それに対する対策を下に書きたい。まず、一つ目に挙げられる課題は、IPS細胞作成の際に、品質のばらつきができてしまうことだと思う。これは、IPS細胞のがん化の危険性を高めてしまうことや、それの作製コストが高くなってしまうことにつながるだろう。二つ目に挙げられる課題は、IPS細胞の作成に時間がかかり緊急の場合に対応できないことだと思う。これに対しては、細胞バンクなどの案が出されてはいるが、他人の細胞使用による拒絶反応の危険性や、倫理的な面で、問題があることは間違いないだろう。次に、これらに対してどのような対策があるのだろうか。まず、考えられることは、世界共通のルール作りであると私は思う。これに伴う作成の効率化ならびに、品質の安定化は、上記二つの課題の大きな助けになるのではないだろうか。特に、作成効率化によるコスト低下は、IPS細胞をユニバーサルなサービスにするために必須の課題だと考える。

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食品添加物の光と影

 どのようなことにも、絶対の安全は存在しないという前提から、食品添加物の問題点についての私の意見を書きたいと思う。まず、一番かつほぼ唯一の問題点としては、食品添加物が、がんやアレルギーを誘発する危険性があることが挙げられる。しかし、この問題は、食品添加物だけのものなのだろうか。仮に天然の食物を毎日食べていても、一種類の物質の過度な摂取や、暴飲暴食をすれば、がんやその他の病気を誘発する原因になるであろう。薬でさえ、摂取のしすぎは、毒になるのである。逆に、食品添加物を恐れてしまい、食べるものが制限されてしまうことのほうがよっぽど怖いのではないだろうか。よって、私は、はじめに述べたように、絶対的な安全が存在しないがゆえ、食品添加物の危険性があることは否定しないが、それは、優先順位の高いことではなく、その他、食生活や栄養バランスなど、もっと大枠の問題のあとに、議論されるべきことなのではないだろうかと考える。

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シェールガスの問題点と是否

 今、日本で起きている脱原発の流れにも合致し、中東や東南アジアなど一部地域に依存を進めている現在の日本のエネルギー情勢の中、シェールガスの普及に対して、完全に反対の人はまずいないと思う。私ももちろん賛成である。そこで、どのような問題点が現に存在し、どう、それと折り合いをつけて普及を進めるべきなのか、について書くことがより建設的だと考える。よって、それらについての意見を下に書こうと思う。  まず、一番に挙げられる問題点は、水資源の汚染であると考える。例え、シェールガスにより、エネルギーが安く手に入るようになっても、人間にとって一番の根源である、水資源がそれに伴い少なくなれば本末転倒であろう。次にあげられる問題点は、資源の過剰消費であると考える。人間とは、資源が有限だとわかっていても、欲望に負け、目先の利益に走ってしまい、どんどん使ってしまうだろう。これは、持続可能な社会から離れていくことになり、長期的にマイナスになると思う。よって、あくまでもシェールガスは一時的な資源と捕え、環境を考慮した限定的な普及をさせていくことが、いいのではないだろうか。長い目で見れば、それが、私たちへの利益を最大化させることなのだと私は思う。

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