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脳死について

 脳死の判定の是非という物は近年積極的に議論され法律上は脳死は死として考えられている。生前の本人の同意もしくは本人に意識がなくとも家族の同意があれば臓器移植などが出来ることになっている。脳死の場合は心臓は動いているため通常の心配停止状態では出来ない心臓移植を行うことが出来る。  このことをふまえ私は脳死を死として考えることに反対である。  上記のことから分かるように脳死は心臓移植とセットに語られるとこが多い。脳死を死とすると脳死を早急に判断し死の判断が加速するおそれがある。脳死状態から回復した例もあるため死を早めることは取り返しがつかないことを生むことが有り得る。  また本人の意志がなくとも家族の同意により移植が行われてしまうことも問題である。脳が止まっているが確かに血が巡り生きている患者という「身体的、社会的弱者」を家族が命を操作できるというのは問題があるのではないか。  以上のことから私は反対である。  

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