働く高齢者の厚生年金、毎年改定へ

厚生労働省は高齢者の就労を促すため、厚生年金を貰いながら働く65歳以上の高齢者の年金額を増やす「在職定時改定」という仕組みを導入する。現状、厚生年金を貰い始めた後も保険料を支払う65〜70歳の高齢者については、退職などで加入資格を失った際にまとめて年金額を見直す仕組みになっている。厚労省は支給額の見直しを毎年実施するように改め、それまでに支払った保険料を反映して増額する。厚生年金は支払った保険料に基づいて支給額が決まるため、働き続けて保険料を支払っている高齢者は見直しの頻度が増えるほど年金の額も増えることになる。
(2019/12/3 日本経済新聞 朝刊)
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