人工知能による異物検査

異物検査機製造のシステムスクエア(新潟県長岡市)は人工知能(AI)を搭載する異物検査装置を開発した。主力の食品メーカー向け装置は見逃しやすい魚の小骨の自動検出率を大幅に高め、検査時間を従来の2割に縮めた。骨なし魚の製造過程は従来、小骨を検査員が拡大画像を見ながら平均1尾あたり約20秒かけて確認するのが一般的だった。新装置はAIが深層学習(ディープラーニング)し小骨を瞬時に識別。小骨にはモニターにわかるように印をつけ、検査員が取り除く時間を平均で約4秒に短縮した。鶏肉の異物検査過程にも効果がある。

(2019年7月15日 日本経済新聞12頁)

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