半導体、次世代品量産、国産化にむけて

次世代半導体の国産化を目指す新会社が11日、本格始動した。その名も「Rapidus(ラピダス)」。トヨタ自動車やNTT、ソフトバンクなど8社が出資し、2027年の量産を目指す。10年間で5兆円を設備投資などに充てる計画だ。8社が計73億円を出資し、政府も700億円の補助金を出す。経済安全保障上、最重要の半導体は生産を台湾に依存しており地政学リスクもでている。国産化は不可欠だが、日本は2010年代に最先端製品の開発などに資金を投じられず、国際競争に敗れた。新会社は空白の10年を取り戻す「最後のチャンス」(小池淳義社長)となる。

半導体「空白の10年」挽回へ トヨタなど出資「ラピダス」発足 27年に次世代品量産 国産化、資金など壁

2022/11/12 日本経済新聞 朝刊 3ページ 1889文字
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