シェアサービス AIで「時価」設定

有給資産やスキルを共用するシェアリングサービスの値付けが変わり始めた。人工知能(AI)を使い需給に応じて価格を変えるダイナミックプライシング(DP)が登場。サービスの提供者と利用者双方が納得できる価格を、複雑な条件を織り込んで瞬時に設定できるようになった。結果、単価が1割上昇した事例もある。安さが特徴だったシェアサービスだが、値上がりする局面も増え、既存サービス価格の納得感を問うことになりそうだ。
DP自体は航空券やホテルでは古くから定着している仕組みだ。過去の実績と担当者の間に頼る場合が多かったが、AIなどの技術の発展で、瞬時に膨大な情報を集められるようになり、チケット販売など多様な分野で導入する例が増えている。
(2018/11/17日本経済新聞)

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