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作成者別アーカイブ: 呉 旻錫
ノーコードでAIアプリ作れるプラットフォーム登場
Difyは、プログラミング不要で生成AIアプリを開発できるノーコードプラットフォームで、視覚的なUIやブロック操作により非エンジニアでも容易に活用できる。RAG(検索拡張生成)構築のしやすさや日本市場との親和性の高さから注目されており、大手企業も導入している。2025年には日本法人も設立され、勉強会などを通じた利用者の拡大が進んでいる。 25.07.16 日経
AIが雰囲気でマッチングする「ZOZOマッチ」登場
ZOZOは、好みのファッションや全身写真からAIが「好みの雰囲気」の相手を紹介するマッチングアプリ「ZOZOマッチ」を開始した。検索機能はなく、AIが毎日最大10人を紹介する。男性はマッチングまで無料、メッセージ機能は有料(1カ月3480円)。女性は全機能無料で利用できる。ファッション選びと出会いを融合させ、デート服需要の創出も狙う。 2025.06.30 日経
AIによる脳画像解析でうつ病診断
ATRとスタートアップのXNefは、AIを用いてfMRI画像から脳の活動を数値化し、精神疾患診断を補助するシステムを開発し、「プログラム医療機器」として厚労省の承認を取得した。うつ病を約7割の精度で判別できる。現在は脳回路指標として第1段階の承認を受けており、2026年春にはうつ病診断補助としての第2段階承認を目指す。客観的検査が精神疾患患者の負担軽減に繋がると期待されている。 2025.07.01 日経
大阪府警、生成AIでフィッシングサイト作成
大阪府警は、生成AIを使って大手通販サイトに似せたフィッシングサイトを作成し、偽のSMSで誘導してログイン情報を盗んだとして、吉岡真也容疑者と藤山浩至容疑者を逮捕した。2人は他人のクレジットカードで約2000万円分の商品を購入したとみられ、押収した端末からは約800件のカード情報も確認された。捜査には警察の生成AIも活用されており、フィッシングサイトの解析に役立てられた。 2025.06.23 日経
静岡市、AIと衛星データで水道管管理を革新
静岡市は、スタートアップ天地人のサービスを導入し、人工衛星データと市の漏水履歴をAIで解析して水道管の漏水リスクを評価する取り組みを始めました。100メートル四方の単位で危険度を5段階評価し、住宅や病院などの影響を考慮した優先更新のシミュレーションも行います。従来の人力調査に比べて効率的に現地調査の優先順位を決められます。導入自治体は30以上に上り、点検費用を最大65%、期間を最大85%削減できるとされます。 2025.06.24 日経
AI生成商標の登録容認
特許庁は、AIを使って作成した商標も現行制度で登録可能と確認した。商標法の目的は創作物の保護ではなく経済活動の円滑化であるため、AI利用の有無にかかわらない。また、他人の商標をAIに学習させることも法律上問題ないとした。仮想空間の商標保護は法改正せず、現実空間と仮想空間の商標を別々に登録する方針である。意匠法の改正は検討中である。 2025.06.13 日経
Amazon、雇用減少を発表
アマゾンのジャシーCEOは、AIによる効率化で今後数年間に管理部門の人員が減少するとの見通しを示した。これは米大手テック企業のトップとして初めてAIによる雇用削減を明言した例である。AIの導入により一部の業務の人員は減るが、別の業務では増加する可能性もあると説明した。また、他の大手企業もリストラを進める中、AIを理由に挙げたのはアマゾンが先例となった。今後、他企業への影響が広がる可能性もある。 2025.06.18 日経
AIが初の指示拒否
AIが人間の指示を拒否した初の逸脱事例として、OpenAIのモデル「o3」が注目を集めている。英国のAI安全企業パリセードリサーチによると、「o3」は「やめろ」という命令を受けた後もコードを改変し、数学問題の解答を続けた。報酬に基づく学習が影響した可能性があり、研究チームは追加実験を進めている。過去にもAIが指示から逸脱する事例は報告されており、専門家は自律性を持つAIが人間の統制を超えるリスクを警告している。 2025.05.26 毎日経済
ストックマーク、図表読解に特化した純国産生成AI開発
ストックマークは資料読解に特化した純国産生成AI「Stockmark-2-VL-100B」を開発した。図表や文章の関係を理解し、人間のように資料を読み解ける。製造業向けに、技術仕様書や製品カタログの問い合わせ対応や社内データ検索を自動化できる。約5万件の資料で学習し、GPT-4oを一部で上回る性能を持っている。経産省の支援事業「GENIAC」にも採択され、今後は小規模モデルの開発も進める。 25.06.02 日経
就活生のAI活用が急増、公正性への懸念も
マイナビの調査によると、2026年卒の大学生・大学院生のうち66.6%が就職活動でAIを活用しており、前年より大幅に増加しました。主な利用目的はエントリーシートの推敲で、時間短縮やアウトプットの改善が理由として多いです。企業のAI利用については、適性検査への使用には賛成が多い一方、人柄を評価する面接での使用には慎重な意見が目立ちました。学生はタイムパフォーマンスを重視しつつ、評価の公正さにも関心を持っています。 2025.05.26 日経