作成者別アーカイブ: 小島 日菜子

沖縄 観光客数伸びるも残る課題

沖縄県の入域観光客数が2017年939万人を突破し、県や関係者が目標としてきた米ハワイの938万人を超えた。(観光当局まとめ) この5年、伸び率は10%前後。しかし受け入れ体制は追いついていない。那覇空港で航空機の発着遅れは慢性化し、レンタカーの登録台数も増加傾向にある。県は車の受け渡しの分散などの対策を目指す。またホテル不足を補うため、「民泊との共存」も打ち出されている。

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任天堂 新ゲームの発売

任天堂が20日、ゲームソフト「ニンテンドーラボ」を新たに発売した。ソフトは二種類で、「ロボットキット」では背負った段ボール箱と手足を4本の紐でつなぎ、伸び縮みをコントローラーが読み取り画面上のロボットを動かす。コントローラーにはセンサーが集まっており、細かな動きを検出できる特徴と工作の要素を組み合わせた知育玩具としてアピールするという。 (2018/4/21 日本経済新聞 朝刊 11面)

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米フェイスブックが 失った信用

今年三月、SNSの先駆者マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の成長神話はゆがみ、綻びがあらわになった。個人情報の流出件数は8700万人にのぼり、ザッカーバーグ氏の議会公聴会に全米の関心が集まる。 フェイスブックは学生同士の交流サイトとしてスタートし、06年に一般ユーザーに開放、広告事業に乗り出した。「ユーザーを増やすこと。ページ滞留時間を増やすこと」のみを目標とした結果、徐々に投稿への監視は甘くなった。 「いいね!」を集めるため過激な写真や言葉を投稿する人も多い。20億人への影響力から半ば「公の空間」となったのに、プライバシーを守るルールは後回しだった。北米では17年10〜12月期に創業以来初めてユーザー数が減少。成長の代償は大きい。 (2018/04/17 日本経済新聞)

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データの提供と利便性の享受

医療ベンチャー、ユニバーサルビュー(東京・千代田)が開発中のスマートコンタクトレンズは、直径2.3センチメートルのレンズに一辺2ミリ程度の回路が仕込まれている。涙から血糖値、微弱電波から心拍などを測定し、無線で情報を飛ばす。 あらゆるモノがネットに繋がる「IoT」ならぬ、身体がネットに繋がる「IoB」(internet of bodies)という言葉も登場して来た。 みずほ銀行とソフトバンクが設立したジェイスコア(東京・港)は17年9月、「信用スコア」と呼ばれる事業を始めた。一見支払い能力と関係なさそうな150以上の質問に答えるとAIがスコアをはじき、特典に応じて年0.9〜12%の金利で無担保融資を受けられる。このように個人情報を晒すほどスコアが上がりメリットが還元されるため、個人がこぞって自らの情報を登録している。自分のデータと引き換えに安全や利便性を得ることを許容する傾向があるという。 (2018/04/05 日本経済新聞から)

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