AIで肺炎リスク予測

NECはAIを使い、入院患者が肺炎にかかるリスクを八割以上の精度で予測できるシステムを開発した。NECは北原国際病院を運営するKNI(東京都八王子市)と組み開発したシステムは、細菌を含んだ唾液や食べ物が気管に入って発症する「誤嚥性肺炎」を防ぐための物だ。NECのAIで過去4000人の入院患者のカルテを分析し、体温や血圧などと発症の関係性を探った。カルテの幅広い情報を読み込んだため、問診時の医師に対する患者の受け答えの明確さなども関係していると分かった。今回判明した相関関係を生かしてシステムを構築した。NECは2年後を目途に事業化し、人手不足に悩む医療現場に提案する考えだ。

(2018年11月6日 日本経済新聞 15面)

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