車は所有から利用する時代へ、移動手段サービス競争激化

カーシェアは駐車場・不動産会社などが多く展開。会員制で空き駐車場にある車を会員がスマホで予約し、最短15分から乗れ最長3日間までというのが一般的だった。一方、レンタカーは自動車メーカー系の展開が多い。窓口は店舗で、最短利用時間は6時間からが一般的。会員でなくても借りられる。しかし、競争の激化で、それも変わりつつある。カーシェアやレンタカーのサービス内容が相互に似てきた。

三井不動産リアルティは短時間利用が多いカーシェアで最大3カ月間のコースを設ける。ニッポンレンタカーサービスは最短6時間の利用を3時間に短縮した。スマートフォンの浸透で広がる、市場の拡大がサービスの垣根を壊す。消費者にとって最適な移動手段を提供し、顧客を獲得する競争が激しくなる。18年上期の新車販売は前年同期比1.8%減の273万2478台だった。一方、レンタカーやカーシェアのほか、オリックス自動車が強いカーリースなど「脱所有型」はいずれも好調だ。

日本経済新聞   7/27 朝刊

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