生物多様性の利点、日本はどうするか

生物多様性という言葉はあまりに範囲が広く捉えづらい。よってここでは生物多様性がもたらすことを考えそれの利点、日本はどうすべきかについて書くこととする。
 生物多様性を保全することには単に生き物を守るというだけでなく商業的にも利点がある。遺伝子組み換え食物やそれを利用した新薬の開発、バイオエネルギーなど近年では生物を使ったビジネスが活性化している。その結果単にそこらでみられるものだった草木が宝の山になることもあり、その利用について国際的なルール作りも進んでいる。生態系を守り生物多様性を残すことそのことはあらゆる可能性を今後のバイオビジネス、医療の発展に残すことにつながる。人工的なものと違い現在の技術では絶滅した動物を生き返らすことはできない。生物多様性を守ることとは未来の可能性を残すことに他ならないのである
このようなことからいえるように「生態系を守ることは人類の義務である」と倫理的、感情的な問題から言っていた環境保全論者だけでなく、一般市民においても生物多様性を守ることの明確な利点が出てきたといえる。日本は特にホットスポットと呼ばれる固有種が多い土地の1つである。そのため特に日本では国をあげて在来種の保全に努め、生物多様性を守るべきであると思う。
 

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