iPSの近年の動向からの推測

iPS細胞の誕生の発表から現在に至るまでの各種新聞記事のタイトルをキーワードで大別し4人で話し合い近年の動向を探った。
結果「課題」「成果・発見」「政府の対応」「山口教授「」「コラム」「特許」の6つに大別する事が出来た。また、それぞれの記事を時系列順に並べ各項目の流れを意識し、どのようなことが起きているのか推測した。
「課題」については癌化についてや倫理的な課題についての記事が見られるものも記事そのものの数はとても少ない。まだiPS細胞が実用化に至っていないが為にそもそも大々的なニュースにするほど社会的なニュースが少ないことが考えられる。
「成果・発見」については発見初期の2008年頃にはそもそものiPS細胞発見についてなど基本的な話題が多く、2009~2010年にはマウスによる実験の成功例が爆発的に増え、2011年~2012では猿を使った実験やアルツハイマー病対策への利用などより具体性のある話題が増えている。このことからiPS細胞の研究は着々と進んでいると言える。
 「政府の対応」については2008年、2009年は多くの記事があったもののそれ以降は激減している。初期のころは政府としての対応に混乱があったものの大まかなiPS細胞への支援の枠組みは決まった結果記事が減ったと考えられる。
 「山口教授」「コラム」については分類したものの特にこれといったことはなかった。
 「特許」については2008年~2010年こそ欧米での特許取得についての問題などを言及した記事があったものの2011年8月5日に米国で特許取得に成功してからは記事が激減。一定の問題が解決してと言える。
 以上のようなことが新聞記事の大別によって推測できたことである。

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