ウェルビーイング経営 重要性増す

リモートワークのように場所に縛られない働き方が広がるなか、企業がウェルビーイング経営に力を入れ始めた。SCSKはスマートウオッチ「Fitbit」を19年以降、約7000人の社員に配布した。心拍数や血中酸素濃度、体温、睡眠時間などを計測し、結果を通知することで、体調や仕事の負担を振り返ることができる。22年10月には新人が配属された9部署を対象に、コミュニケーション活性化アプリ「ハピネスプラネットジム」を導入した。3人一組になり、それぞれが日々の目標を宣言、互いに応援し合う。コロナ禍で対面のコミュニケーションが減り、孤独を感じる社員が増えるなどの課題が見えてきた中、社員の個を尊重し働きがいを高める経営の重要性が増している。

 特集――スマートワーク経営調査、「ウェルビーイング」に力、個を尊重、働きがい高める(SmartWork)

2022/11/04 日本経済新聞 朝刊 18ページ 1496文字

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