情通、東芝などによるAIを脳に近づける研究

脳をまねてできた人工知能(AI)を、さらに脳に近づける研究が進んでいる。情報通信研究機構は人間の脳のように、少ない手本でも学習できるAIを開発し、東芝は脳で空間を把握する部位の一部をAIで再現した。現在のAIはデータから学んだことをAIに着実に反映させる仕組みで、画像認識による本人確認や決済といったミスをしないことが重要な場合には有効だ。一方で「生物の脳は最適化しなくても使える」(東大の高橋准教授)ことから、脳に近づいたAIは、人の複雑な社会の中で活用の場を広げていくという見方が強い。(2019年6月17日 日本経済新聞9頁)

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