遺伝子組み換え植物


ゴールデンライス ( Golden Rice )









スイス連邦工科大学(ETH)のIngo Potrykus教授とドイツのフライブルグ大学のPeter Beyer教授が開発した遺伝子組み換えイネ。

スイセンの遺伝子を組み込んでベータカロチン(体内でビタミンAに変換する物質)を産出するように作られた遺伝子組み換えイネで、コメが黄金色をしていることから「ゴールデンライス」と名づけられた(右写真参照:左側がゴールデンライス)。

ビタミンA不足による疾病が解消されると期待されており、現在、フィリピンにある国際イネ研究所において、アジアで栽培されているイネの品種に、その性質を付与する開発が行われている。

最近では、ベータカロチンをさらに多く含む新しいゴールデンライスが開発されている。